クロスダイアリー

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エミリーローズSSその4

こんばんは!
久々にSS更新します!
ていうか、最近SSしかブログ更新してないなwww
まぁいいかw
じゃあいつもの通り、続きから貼ります!


鳥のさえずりが聞こえる。

チンダル現象により、わずかな隙間から射し込む光が、埃を綺麗に映し出す。

まどろんでいた意識が徐々に覚醒していく。

どうやら私は寝ていたようだった。

W000018.jpg


ふと気付くと、私の顔にベトリと何かがこびりついている。
指で掬うようにして、それを確かめると、それは人の血液だった。

真下に広がっている血だまり。
宙を舞う埃に乗せて、鉄臭さが辺りに広がる。
穴蔵内を覆う、蒸せかえるような匂い。
その近くに転がっているメイドの死体。
私は全てを思い出した。


そして、それを確かめるようにして、私は注意深く、ひとつひとつを丁寧に思い起こす。
その刹那の瞬間を思い出すと、身震いがしてくる。
と、同時に不意に口から零れる笑み。


私は到達したのだ。

悠然と私の中を駆け巡る優越感。
私の挙動ひとつで啄まれる命への圧倒的な征服感。
実際にモノを切り裂いた時のえもしれない感覚と感触。
どれをとっても最高だった。
至上に至る浮遊感。
例えようのない頭の中の浮遊感は、正に楽園だった。


私がいつまでも余韻に浸っていると、ふと、妙な違和感を感じた。

私がこのババァのメイドをヤッたのは昨日の昼過ぎだったはずだ。
という事は、それから私は今日の朝まで、ずっと寝てた事になる。


妙だった。


私のこの穴蔵には、確かに普段は人は寄り付かない。
食料を運ぶメイドだって、穴蔵の扉を開けようとはしない。
だが、メイドが1人居なくなっているのに、その間誰も気付かなかったのだろうか?
一晩くらいならと言えばそれまでだがーー



ふと、私は扉に目をやった。

普段は厳重に鍵がなされている扉が、開ききっている。
わたしの違和感は真実味を帯び、一気に確信に変わった。

いつも昼過ぎの休憩時間に、井戸端会議を始めるメイド達が、
開ききっている扉に気付かない訳がない。
遠くからでも扉の解放には気付くはずだ。

そう思うと、今まで、一度も出ようとすらしなかった穴蔵から、私は飛び出した。


とんでもない光景が広がっていた。

燃えさかる屋敷に、逃げ惑うメイド達。
そして、逃げるメイドを楽しそうに追いかける男達。

急速に私が、私の環境が、広がっていった。

思えば、初めて外の大地に足を下ろしている。
芝生のくすぐったさや、土の温かさが素足に伝わる
穴蔵から一歩外に出ると、そこには絶望しか待っていないと思っていた。
だが、そこに待っていたのは踊り狂う人々と、燃え盛る炎だった。

火は屋敷を飲み込むように燃え盛り、
人は人を追いかけて、斬り伏せた。

W000017.jpg


この凄惨な光景を前に、私はただ、ただ興奮していた。
荒れ狂う炎に急変する日々。
私は大地に根が張ったように、その場に佇み、笑っていた。

忍び寄る足音に気付かずにーーー



という事で今日はここまで。
それにしても、このSS始めてから他にもSS初めてくれた方がいて、嬉しいですw
しかも柾さんの月白君4話がめちゃめちゃ面白くて、次回がめちゃめちゃ楽しみになってますw
オレは設定を考えてないから竜頭蛇尾になっていくと思うんですが、もうちょっと考えようかなとか思いました。
でも、思いつきでやる事しか出来ないから、このまま行きますw

ちなみに超久々に漫画も描き始めました。
すんげーちょっとずつだから、いつアップできるかは謎ですが、頑張りたいです。
W000019.jpg
↑仰向けで倒れてるのっておかしいなと思って、ボツったエミコの寝顔。
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